NEWS
latest information

健康遊具のない公園広場でできる運動法の活用と開発:過去2年の調査を踏まえた連携授業3年目の成果発表

2023.07.12NEWS

2023年7月4日(火)、一般参加のもと、関西福祉大学社会福祉学部谷川ゼミ2回生とはくほう会医療専門学校赤穂校の作業療法学科2年生が、「健康遊具のない公園広場を活用した高年齢者の健康増進に向けた実践的取り組み」について発表会を開催しました。また、発表会に合わせて報告冊子(全25頁)を発行しました。

両校の連携授業は今年で3年目を迎えました。毎回・週替わりで大学キャンパスと専門学校キャンパスを往き来して交流の機会とし、親交や学びを深めていきました。 今年は4月後半から7月上旬にかけて全9回、大学側は「演習・コミュニティアワーⅡ」〔9コマ+α〕、専門学校側は「地域作業療法学」〔12コマ〕)の授業の一環で、協同的な実践による展開となっています。

今年度、双方で取り組んだのが、民生委員の健康関連意識調査結果の共有、そして、その結果内容を踏まえての「高年齢者が公園でできる運動の実施計画書づくり」です。

なぜ運動の実施計画なのか。それは先輩学生らが過去2年にわたって市内の公園調査をおこない、高齢者のための健康遊具を置いてある公園はごく一部に限られていることがわかったからです。
そこで、健康遊具のない公園の活用法について検討することが、多くの公園で必要になるのではないかとの着想に至った、というわけです。

2023年5月、健康遊具のない公園の活用法や当該公園での運動法を考案しながら、市の民生委員の定例会にもお邪魔し、「公園でできる運動」のイベント実施について5種類のチラシを持参して告知・案内をおこないました。
また、学内授業にも民生委員さんをゲストスピーカーにお招きしその取り組み内容を共有しました。

そして、2023年6月13日(火)13:30-14:30に市内公園にて「公園でできる運動」のイベントを実施し、その後の発表準備を経て、今月4日(火)13:10-14:40、はくほう会医療専門学校図書館で一般参加を得て「令和5年度 連携教育発表会」の開催となりました。

 

 

一覧へ戻る